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TMS治療の費用対効果:うつ病治療、"早く治す"という選択肢

2025.04.15

「TMS治療は高額?」と思われがちですが、うつ病で傷病手当を受けながら療養を続けるより、早期改善を目指す方が結果的にコストパフォーマンスが高いケースも。テスラクリニックでのTMSの費用対効果について解説します。

うつ病は「時間をかけて治すもの」と思われがちですが、本当にそれがベストな選択でしょうか?

当院・テスラクリニックでは、**TMS治療(経頭蓋磁気刺激療法)を16回コース220,000円(税込)**でご提供しています。
この金額を聞いて、「高い」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、それは「費用」だけを見たときの話です。

今日は、「費用対効果」という視点から、TMSの価値を一緒に考えてみたいと思います。


傷病手当とTMS治療、どちらが“安い”?

うつ病で働けず、傷病手当を受給しながら療養されている方は少なくありません。例えば、以下のようなケースを考えてみましょう。

  • 月収:25万円の会社員
  • 傷病手当金:およそ月額18〜20万円程度(額面の約2/3)

1ヶ月あたり18万円受け取りながら療養していたとしても、それはあくまで「収入が下がった状態」での生活です。
加えて、病気が長引けば長引くほど、復職のハードルも心理的負担も大きくなるのが現実。

一方、TMS治療では、およそ3〜4週間で16回~32回のTMSセッションを集中施行し、うつ状態の改善を早期に図ることが可能です。
副作用が少なく、治療抵抗性のうつ病や服薬での改善が難しい方にも適しています。


仮に2ヶ月で職場復帰できたとしたら?

治療なしで療養が6ヶ月かかった場合:

  • 傷病手当収入:約108万円(18万円×6ヶ月)
  • 給与との差額損失:約42万円

TMSで2ヶ月で復帰した場合:

  • 傷病手当収入:約36万円(18万円×2ヶ月)
  • TMS治療費:22万円
  • 実質的な損失:約58万円 ⇒ 早期復帰により以後の月収が回復

つまり、復職が早まるだけで、給与差額がすぐにTMSの治療費を上回る可能性があるのです。


「未来に繋がる出費」か「長引くコスト」か

TMSは確かに保険適用外で、一見高額な自費診療です。
でも、それは「高額」ではなく「投資」ともいえるのではないでしょうか。

  • 長引く不調による収入減
  • 社会的孤立や将来への不安
  • 家族や周囲への負担

これらを考慮すれば、「早く良くなること」が何よりのコストパフォーマンスだと、私たちは考えています。


最後に:あなたにとっての最善の選択を

TMSがすべての人に万能とは言いません。
でも、「薬が合わない」「副作用がつらい」「できれば早く社会復帰したい」と考えている方には、有力な選択肢のひとつです。

うつ病治療は“我慢比べ”ではありません。
早く治す」という選択肢があることを、ぜひ知っていただけたらと思います。


📍テスラクリニックのTMS治療

  • 16回コース:220,000円(税込)
  • 1回あたり16分の短時間セッション
  • 専門医による個別設計・伴走支援あり

まずはお気軽にご相談ください。早期回復への第一歩を、一緒に踏み出しましょう。