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2023年09月のブログ記事一覧

脳卒中後遺症とrTMS

2023.09.29

脳卒中には脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つの種類があり、脳がダメージを受けるために様々な脳機能障害が出現します。

治療が遅れると命に係わったり、後遺症が残ることもあり、症状が出現し脳卒中を疑った時点で速やかに医療機関を受診する必要があります。

脳梗塞を疑うのはこんな症状(突然起こるのが特徴)

片方の手足・顔の半分・しびれが起こる(手足のみ、顔のみの場合もあります)

ロレツが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない

力はあるのに、立てない、歩けない、フラフラする

片方の目が見えない、物が二つに見える、視野の半分が欠ける

経験したことのない頭痛がする

脳卒中の主な症状 – 公益社団法人 日本脳卒中協会 (jsa-web.org)

脳卒中は、悪性新生物(がん)(24.6%)、心疾患(14.8%)、老衰(11.4%)に次いで、日本人の死因別死亡率の第4位(6.8%)に入っています(2022年)。

脳卒中の後遺症とは?

脳卒中の後遺症にはダメージを受けた脳の部位によって、出現する症状が異なります。例えば、右の運動野が障害されれば、左半身の麻痺が出現しやすく、左の運動野が障害されれば右半身の麻痺が出現しやすいと言われています。

また脳の言語中枢はほとんどの人で左の脳にあり、左脳梗塞で失語症などの症状が出ると言われています。言語中枢は左前頭葉のブローカ野(運動言語野)と左上側頭回のウェルニッケ野(感覚言語野)に分かれており、障害される部分によって症状が異なります。

当院では主に難治性のうつ病や不安障害、強迫性障害の方に対してTMS治療を行っておりますが、当院に導入済みのMagPro r30は脳卒中リハビリテーションの領域でも活躍している機種であり、脳卒中に対するrTMS治療についてもご紹介させていただきます。

脳卒中(脳梗塞)に対するrTMS治療にどのようなものがあるか

脳卒中に対するrTMS治療には、亜急性期(発症してから3週間)以降に、健常側(ダメージを受けていない側)の脳に対する低頻度刺激と患側(ダメージを受けた側)に対する高頻度刺激の二つのアプローチが考えられており、特に健常側(ダメージを受けていない側)の脳に対する低頻度刺激は上肢麻痺に対して「エビデンスレベルA」、失語症に対しても治療が試みられています。

原則として治療後にリハビリを行うことが推奨されています。

出張中の体調不良【メンタル】

2023.09.22

交通網の発達に伴い、遠方への出張で多忙を極めてるビジネスパーソンも多くなっています。

特に福岡・博多エリアは博多駅や福岡空港、高速道路が隣接しているコンパクトシティですので、当院にご来院される患者様の中にも出張中のメンタルコンディションの悪化、普段かかっている精神科・心療内科でもらっている薬が切れてしまっての来院など、様々な患者様がいらっしゃいます。

当院は博多駅・福岡空港から地下鉄空港線一本で来れる立地(最寄りは赤坂駅・大濠公園駅)にあります。

もともとかかりつけのある患者様については10分枠の初診対応も可能ですので、現在処方されているお薬の内容がわかるもの(お薬手帳など)をご持参の上、ご来院ください。

(一部薬品については継続処方であっても対応できかねる場合がございます。ご了承ください。)

〒810-0074

福岡県福岡市中央区大手門2丁目1-11 NX福岡大手門テラス4階

テスラクリニック (精神科・心療内科)

夜間・休日も診療対応しております。

メンタルのことでお困りのことがあればテスラクリニックへ!